「山青し 海青し」は、和歌山県出身の詩人・作家である佐藤春夫の詩「望郷五月歌」の一節に詠われており、和歌山県が山や海など美しい自然に恵まれていることを表現しています。和歌山県では、このような自然豊かな環境のもと、世界遺産をはじめ、多くの文化が生まれ、現在まで育まれてきました。このような地で、全国規模の文化祭を開催することで、文化がますます光り輝くことを願い、「山青し 海青し 文化は輝く」としました。
第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会が和歌山県で初開催されること、そして文化は楽しいものであることをマスコットキャラクターである「きいちゃん」で表現しています。
本文化祭のキャッチフレーズである「山青し 海青し 文化は輝く」を表現しています。
国民文化祭は、国民一般の各種の文化活動を全国的な規模で発表する場を提供すること等により、文化活動への参加の意欲を喚起し、新しい芸能、文化の創造を促し、併せて地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活のより一層の充実に資することを目的とする全国規模の文化の祭典です。 1986年の第1回東京大会から毎年開催され、和歌山県は第36回目となります。
シンボルマーク
文化は人間の知恵であり、秩序ある生活との結合であります。
限りなく広がる文化へのあこがれを、歓喜の人形(かた)の構成でイメージしたデザインです。日本古来の古代紫を基調に、明るさを加えて、新しい日本の未来色のイメージにした色彩計画です。福田繁雄
(グラフィック・デザイナー)